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芥川賞2015発表!受賞は又吉直樹と羽田圭介。羽田さんの作品を紹介。 [本]

SHIGEZOじゃ。


2015年7月16日芥川賞の発表が行われ
羽田圭介『スクラップ・アンド・ビルド』
又吉直樹『火花』がWで受賞しました。


以前から注目されておった2015年の芥川賞な
だけに又吉直樹の名前が張り出された瞬間は
記者のどよめきが沸き起こったそうじゃ。


じゃが、ちょっとまて。
もう一人の羽田圭介さんとは誰なんじゃ?
という事で今回は羽田さんの特集をしようと思いますじゃ。


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2015年芥川賞受賞者の羽田圭介さんとは!?





いきなりツイート記事で申し訳ないですが
こちらがピースの又吉直樹と共に
2015年の芥川賞を受賞された
羽田圭介閣下(10万29)じゃ。


写真を見ると芸人さんかなにかと思ってしまうが
どうやら芸人さんではないらしい。。。


羽田圭介さんは17歳の時から
「文芸賞」を受賞するという経歴をお持ちで
当時は2004年に芥川賞を受賞した「綿矢りさ」さん
らと共に若手の作家たちとして注目を浴びておった。


当時高校生じゃった羽田圭介さんの作品は

「黒冷水」
兄の部屋をあさる弟と罠を仕掛けて報復する兄の
家庭内ストーキングを題材とし、兄の視点から見た
非常にテンポの良い作品。


ですじゃ。
そして、今回芥川賞を受賞したという

『スクラップ・アンド・ビルド』じゃが、
死を望んでいる要介護の老人と
同居している無職の孫息子の
介護する側される側の心情をとらえた
現在の社会問題をテーマにしたお話。
だそうじゃ。

読んでスカッとするというよりは
現代社会の矛盾について考えさせられる
内容のようですじゃ。

又吉直樹の「火花」あらすじ



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羽田圭介さんの作品は過去に芥川賞ノミネートされていた



羽田圭介さんは作品を作り続けて10年以上にもなる。
過去に書いた作品が芥川賞にノミネートされておった。
その作品をそれぞれ紹介していきますじゃ。


「走ル」第139回芥川賞(平成20年/2008年上期)
近所のお兄さんからおさがりで貰った
ロードバイク。子供の頃には乗れなかった
そのロードバイクに乗ってみると、思ってもみないほど
疾走感を感じ魅力に取りつかれてしまう。


高校2年の主人公はジュースを買いに行った
その足で思い付きで東京から東北地方まで
ロードバイクで行ってしまう。
青春ならではの無計画だが大胆なお話。



「ミート・ザ・ビート」第142回芥川賞(平成21年/2009年下期)
19歳の主人公は住まいと予備校とアルバイト先の工事現場を
毎日自転車で通っていた。
ある時、車好きの仲間の一人から
ホンダのビートという軽四輪車を譲り受ける。


初めての車・なれないマニュアル車。
初めての経験で苦労することもあるが
マニュアル車を運転する快感など
がらりと変わったライフスタイルの中で
疾走する青年を描いた群像小説。



「メタモルフォシス」第151回芥川賞(平成26年/2014年上期)
上記の2作とは題材ががらりと変わって
証券会社に勤めている主人公。
昼は高給取りのサラリーマン。
夜は快楽を求め夜の街へ。

「マゾヒスト」の主人公が
究極の快楽を求めるようになった彼が
見たいものについて描かれている。

R-18作品。


以上が羽田圭介が芥川賞に
ノミネートされた作品ですじゃ。
4度目にして獲得した賞に
本人も喜んでおるじゃろう。


さらに今回の芥川賞は
又吉も受賞したことにより
注目度は高いはずじゃ。
この勢いでさらに人気が出ると良いですのう!


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又吉直樹の火花の口コミ・レビュー集めました。 [本]

SHIGEZOじゃ。


お笑い芸人で小説家の
ピース・又吉直樹の作品「火花」が
みごと芥川賞を受賞しおったぞい!


もともとあった注目度はさらに勢いを
増していくことが予想されるが
実際読んだ方の口コミやレビューが
気になる!という方のために
又吉直樹の火花の口コミ・レビュー集めましたぞい!


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又吉直樹の火花の口コミ・レビュー★★★★★の場合



丁寧に綴られた良作

40代 女性 レビュー1714件

芸人さんが小説を書くということには驚きません。

才能のある芸人さんは、表現することに長けているので、
又吉さんのような方が現れるのも当然だと思います。
コントやネタももともとは活字から生まれるストーリーですし、
それを身体全てで表現できるお笑い芸人さんが、
俳優としても優れているのも納得です。

もともとお笑いが好きで、たまに神保町花月などにも
ライブを見に行くことがありますが、
本当にお笑い芸人の方たちの話術は素晴らしいものがあります。
その舞台に立てるまでになること、その位置を継続すること、
そして芸能界で生き残っていくことは過酷な熾烈な
競争に勝ち残らないといけないこと、
技術だけでなく運も組織も、ときには自分の意に背いて
時代の流れに乗って行くことも・・必要なんだと思います。

芸人としての葛藤、先輩後輩、芸歴、信念とプライド、
その心情がすごく丁寧に綴られて、
言葉ひとつひとつを大切に選びながら書き記して、
作品を作り上げたんだろうな~・・と、読みながら思いました。
ジャンル的に、純文学、と言われるのも分かる気がします。



又吉直樹の火花の口コミ・レビュー★★★★☆の場合



話題の本★火花

40代 女性 レビュー 731件

やたらメディアで紹介されていたので買ってみました。
読みやすく、1日で読めるボリュームでした。
お笑いといっても終始寂しさが漂っていて
こういう、雰囲気で人間や人生を伝えるのが
「純文学」の定義なのかなと思いました。
他の作品が出たら、また読んでみたい気もします。




やはり★4と★5の方は
しっかりとした意見を述べてくれますじゃ。
この方々に共通しておるのは
興味があって読んでみたら
良かったという事ですの。
皆さん本を沢山読んでおる方ばかりでした。


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又吉直樹の火花の口コミ・レビュー★★★☆☆の場合



無題

評判がとても良いみたいなので購入したみたのですが・・
正直そこまで・・といった感想です。
出だしは難しい言葉をあえて羅列しているように感じ
読みづらさがありました。
だんだんと、主人公の気持ちの変化や尊敬している
先輩芸人の環境などが見えてくるのですが、
申し訳ないのですが普通でした。
20代くらいの方なら共感する部分も多いのでしょうか・・。
ページがそこまで多くないので、読みやすい厚さの本ではあります。


又吉

4時間半の電車の中で読もうと購入しました。
本好きの私ですが、半分読んだところで止まり、
その後は読んでいません。
スッと入ってこないし難しい表現や言葉が疲れます。
期待していたのですが・・・。


う~ん!微妙~

綾香さんの旦那様が書いた本が良かったかな~!
師匠についての話になりますが、
終始変化があまり見られなく最後まですんなり読めた!
みたいな感じでした。
関西弁なのでちょっと読みにくい感はありました。


又吉直樹の火花の口コミ・レビュー★★☆☆☆の場合




ー該当なしー


又吉直樹の火花の口コミ・レビュー★☆☆☆☆の場合



無題

期待して読んでしまったからか…
あんまり読みごたえがなかった。
芸人のリアルな生き方ってこうなんだろうなと思った。



と、このようにピックアップしてみましたが
全体的に口コミは良い印象で
沢山★を付けておる方ほど
本が好きでよく読んでおる方じゃった。
平均すると★4.1と
総合評価はかなり高め。


ムズカシイ言葉が苦手な方ほど
満足度は低いようですじゃ。
と、いう事は
又吉直樹の「火花」という作品は
本好きの方には
読みやすく・面白く感じる

小説など、あまり文章になじみのない方には
ムズカシイ・期待外れ

と感じてしまう結果になりましたですじゃ。

ボリューム的には少ないようなので
気になった方は読んでみてはいかがかの??


関連記事
又吉直樹「火花」の内容を簡単に紹介。太宰治との関係もちょこっと紹介。


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又吉直樹「火花」の内容を簡単に紹介。太宰治との関係もちょこっと紹介。 [本]

SHIGEZOじゃ。


ここでは、芥川賞候補に選ばれた
ピース又吉直樹の小説「火花」についての見どころや
ネタバレにならない程度に内容を紹介するぞい。


また、太宰治と又吉直樹の意外な関係も
ちょこっとだけ紹介するんじゃ。


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◆又吉直樹「火花」の内容を簡単に紹介



主人公は売れない芸人の「徳永」。


あるひ、先輩芸人の「神谷」という人物に出会うところから
物語が始まっていくんじゃ。


神谷の芸人としての哲学にほれ込んだ徳永は


神谷に弟子入りすることになる。


そして、二人はお笑いについて語るようになり


それぞれ別々のお笑いを目指すようになる。


その過程で二人の立場や環境の変化が起こることで


感情にも変化が起きてくるという内容のものじゃ。



本当に概要程度の説明じゃったが
詳しくはご自身で読んでみてくだされ。


見どころとしては、芸人として活躍中の又吉直樹が
芸人を題材に小説を書いていることじゃ。


そりゃあ芸人をしたことない小説家が書くよりも
リアルに表現できるというものじゃ。
一般の方が見たことのない視点からの
考え方や発想は読んでいてとても楽しいもんじゃ。


もともと小説好きだった又吉直樹の文章力も
読みやすくてワシはいいと思ったぞい。


まだ読んでおらず、興味のある方は読んでみてくだされ。


続いては、太宰治と又吉直樹の偶然すぎるエピソードじゃ。



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◆太宰治と又吉直樹の偶然すぎるエピソード



これは2014年12月12日に放送された
TV番組「アメトーーク!」の
ピース又吉プレゼンツ”偶然を愛する芸人”にて


又吉直樹本人が語った衝撃エピソードじゃ。


↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 

もともと彼は太宰治が大好きじゃった。尊敬しておった。


そんな彼は高校を卒業し上京を決意。部屋探しのため1日だけ


東京に来て適当に部屋を契約。


そのあと近所をぶらついていたら桜の木を発見。


行ってみるとお寺があったので、お墓に手を合わせて地元に帰る。




その後、アパートに無事引っ越しでき、落ち着いた頃


太宰治のゆかりの地が三鷹だったと思い当たり


太宰治のお墓まいりに行くことに。


お墓の場所を調べて行ってみると、なんと!


先日自分が手を合わせたお墓が太宰治のお墓じゃった!!


スタジオが騒然とするなか又吉の話は続く。



さらに、太宰治が生前暮らしていた住所を図書館で調べてみた。と又吉。


そしたら、なんと!


太宰治が暮らしていたとされる住所が


今まさに又吉が住んでいる住所と全く同じ!


すなわち、全く同じ場所で時を超えて二人は生活していた!


ということになるんじゃ!!



MCのホトちゃんも「うわっ、寒気がしてきた」


宮迫も「又吉がいうと、偶然というより霊的なもんを感じる」


と、笑いをおこしていた。


と、いうエピソードじゃ。楽しかったかの??



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